当科で世界に先駆けて行っているMRI画像融合3次元超音波ガイド下「標的化針生検法」(画像で癌が疑われる部位への、正確な狙い撃ち針生検)によって、前立腺内でもっとも重要な癌病巣の3次元的な位置・大きさ・癌の性質(悪性度)が、より信頼性をもって診断可能となっています。「すぐに治療が必要な癌」と「即時の治療は不必要な癌(増殖速度の遅い、おとなしい癌)」の区別がより正確にできるようになった結果、その「おとなしい癌」を無治療で経過観察を行う「積極的監視療法(Active Surveillance) という選択肢」を、安心感をもって選択していただけます。