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外来出番表

AM PM
外来 外来
新患 再診 再診
沖原准教授 矢野助教 沖原准教授
新患 再診
本郷講師 沖原准教授 石田助教
排尿障害・前立腺
牛嶋講師/(浮村教授)
小児泌尿器科 小児泌尿器科
内藤講師 内藤講師
新患 再診 メンズヘルス・男性機能
内藤講師 藤原講師 邵客員教授/兼光客員講師/針貝医員
尿路腫瘍
納谷客員医師
新患 再診 尿路腫瘍
鴨井講師 朴助教 金沢講師
小児泌尿器科 腎腫瘍
内藤講師 本郷講師
女性泌尿器・排尿障害 前立腺腫瘍
藤原講師/福井助教 鴨井講師
新患・再診 精巣腫瘍
浮村教授 中村客員教授(第2・4週) 白石客員講師(第1週) 上田客員講師(第3週)
新患 再診
牛嶋講師/金沢講師 鈴木助教
前立腺腫瘍 前立腺腫瘍
沖原准教授 鴨井講師 沖原准教授 鴨井講師
注; / は交代制または1診制、並記は2または3診制

前立腺癌 沖原・鴨井

密封小線源治療を主軸とした前立腺腫瘍外来

外来の特色

  • 患者様の社会背景を考慮した診療の推進
  • 前立腺疾患から健康維持へのアドバイザーを担う
  • 終末期医療の対するチーム医療の実践

2002年より、前立腺腫瘍外来を担当しております。私の外来の特徴は、2004年に当科で開始した、早期前立腺腫瘍患者様に対する密封小線源治療のトータルケアーが主軸となっております。密封小線源治療は、放射線治療のひとつで、ヨウ素125の線源を永久挿入するものです。今まで、600人に同治療してまいりました。テーラーメード治療の最先端を目的とし、Mick法・Link法の両法を西日本でいち早く導入いたしました。患者さんの癌の悪性度や広がりに応じて、線源挿入手技を選択することが可能です。 前立腺腫瘍に罹患する方は高齢者が主体ですので、年齢・健康状態にあった診療を行い、長い年月をかけて定期的に診察を行ってきた患者さまのさまざまな健康維持に関する相談役も担っております。また、悪性度の高い患者様に対しては、緩和ケアーチームとの協調を実践する、「こころ」の治療も導入して参りました。

MRIに基づいた前立腺診療

外来の特色

血液中のPSA(前立腺特異抗原)値を測定することで、前立腺癌は治療可能なより早期に発見されるようになりました。一方で、PSAが高値である場合に繰り返して前立腺生検が行われたり、治療しなくてもよいおとなしい癌が発見されることで、過剰な診断や治療が行われるという問題がありました。また治療法においても、体に負担のかかる薬物療法や放射線治療、手術治療が漫然と行われてきたのも事実です。 私達は、このような前立腺癌診療に目を向け、MRIを使った正確な診断技術と、そこから得られた前立腺癌の3次元情報を使って、より体に負担のかからない的確な治療法の提案を行っています。 特にロボット支援前立腺全摘除術は、以前の開腹手術と比べて短い入院期間で、出血量も少なく抑えることができます。さらに、術後尿失禁を早期に改善させ、勃起機能の温存を図ることによって術後の生活の質を考慮した手術方法を取り入れています。

腎癌 本郷・上田(崇)

早期腎癌に対する治療「腹腔鏡下腎部分切除手術」「ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術」「凍結療法」

当院では小径腎癌に対する手術として、腎機能温存が可能な腹腔鏡下腎部分切除術を積極的に行っています。これまでに200例近くに対して行ってきましたが、開腹手術に比べて、体への負担は少ないと考えられます。 一方、腹腔鏡手術は高度な技術を必要とするために、症例によっては開腹手術を選択することもあります。そこでロボット支援手術が注目されています。ロボット支援手術は腹腔鏡手術の進化版ですが、高解像度の3D画像を見ながら、人間の手の関節以上の高い関節自由度を持つロボット鉗子を用いて実施するため、精密な切開や縫合を素早く行うことが可能です。まだ保険診療ではないため、当院では臨床研究として導入し、良好な治療成績が得られています。 また、全身状態がよくないために手術が困難な場合は凍結療法(Cryoablation)行っています。2013年3月に当院に導入され、単腎や多発腫瘍あるいは高齢者や合併症を有する症例などに行なわれ、良好な治療成績が得られています。

転移性腎細胞癌に対する治療「分子標的治療」「臨床試験」

転移を伴うなどの腎癌に対しては積極的に分子標的治療を行っています。本邦では6剤が使用可能となっていますが、豊富な治療経験に基づいて、副作用 のマネージメントを行いながら治療を行っています。また、新薬の臨床試験にも積極的に協力しています。これまでに「IMA-901ワクチン療法の本邦第一相・第二相試験」が当院主導で行なわれました。また、新規免疫療法であるPD-L1抗体や術後補助療法の臨床試験にも参加しています。

尿路上皮癌(膀胱癌・尿管癌・腎盂癌) 納谷・中西

尿路上皮癌内視鏡手術

特徴

  • 狭帯域光観察法(NBI),光力学的診断(PDD)、共焦点顕微内視鏡(CLE)を用いた内視鏡診断
  • ロボット支援下腹腔鏡下膀胱全摘術(自費診療)
  • ICG併用腹腔鏡下リンパ節郭清
  • 外来化学療法(GC, GCBCDA, TG)

膀胱癌は早期に発見治療すれば、5年生存率は100%と予後良好な癌ですが、膀胱内再発が多いことが問題です。膀胱内再発を減らすためにNBI, PDD(保険適応外)を用いて癌の見落としを防いでいます。新たに細胞レベルで癌を内視鏡で確認できるCLEも開始予定です。早期癌の再発予防に、BCGおよび抗癌剤の膀胱内注入療法を行い、良好な成績をあげています。浸潤性膀胱癌に対し、開腹の膀胱全摘術に加え、腹腔鏡下膀胱全摘術も症例を選択して行っています。尿路変更は回腸利用新膀胱および回腸導管造設術を行っています。低侵襲な根治治療としてロボット支援下腹腔鏡下膀胱全摘除術(自費診療)も開始いたしました。抗癌剤化学療法は外来化学療法で通院を基本として患者様の負担を出来るだけ軽くするようにしています。 腎盂尿管癌に対して腹腔鏡下腎尿管全摘を行っていますが、蛍光イメ―ジ下リンパ節郭清を新たに開始します。

精巣癌 中村・大石

  • 導入化学療法を規定通りきちんと行う
  • 腫瘍マーカーが正常化することを目指して救済化学療法を継続する
  • 残存腫瘍は可能な限り切除する(神経温存/腹腔鏡)

当科における精巣腫瘍診療の特徴

転移を有する進行性・難治性精巣腫瘍の方が全国から紹介されています。 約70%の方が初回化学療法を紹介元で受けたのちに当科紹介となっています。 化学療法後の残存腫瘍に対しては、神経温存後腹膜リンパ節郭清術をおこなっています。神経温存を求めて当科を受診される方も多いのが特徴です。 精巣腫瘍患者友の会(J-TAG)の活動を応援しています

化学療法

転移を有する進行性精巣がんに対して、標準初回化学療法であるBEP(ブレオマイシン、エトポシド、シスプラチン)療法を減量や延期を行わずしっかり行ことが重要です。 腫瘍マーカーが正常化しない場合などは救済化学療法を行います。 パクリタキセルやゲムシタビン、イリノテカンを用いた治療を導入しています

残存腫瘍切除

化学療法後に腫瘍が残存する場合は、可能な限り切除するようにしています。 後腹膜リンパ節郭清術(RPLND)では射精神経温存RPLNDを積極的に行っており、約80%で機能温存が可能となっています。 治療前の腫瘍が小さな場合は、先進医療として腹腔鏡下RPLNDを行っています。 肺や肝臓、頸部リンパ節など後腹膜リンパ節以外の転移巣切除も積極的に行っています。 呼吸器外科や消化器外科、耳鼻咽喉科、血管外科など他科との協力体制も整っており、十分な集学的治療が可能です

小児泌尿器 内藤

膀胱尿管逆流に対する経膀胱的腹腔鏡下逆流防止術

経膀胱的腹腔鏡下逆流防止術は、2005年に当科において本邦で初めて施行したことから、いわゆる本邦における経膀胱的腹腔鏡下逆流防止術のパイオニア施設です。この手術の特徴は、下腹部に約5~8mmの切開を3つで施行することにより、美容的に優れ術後の痛みも少ないことにあります。2012年4月からは保健適応で受けることができるようになりました。 小児疾患担当の内藤講師は、日本小児泌尿器科学会の治療指針作成委員『膀胱尿管逆流の腹腔鏡手術』を務めています。

非触知精巣に対する腹腔鏡下手術(固定術・精線摘除術)

鼠径部に触知されないタイプの停留精巣に対しては、当科では診断から治療に至るまで腹腔鏡による対応を行っております。

先天性水腎症に対する腹腔鏡下腎盂形成術(Reduced Port Surgery)

様々な小児泌尿器疾患に対しても腹腔鏡下手術を施行しており、その効果や治療成績を本邦のみならず世界に向けて報告しています。先天性水腎症に対する腹腔鏡下腎盂形成術においては、最新の技術であるロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術の施行に向けて準備を進めております。

夜尿症治療

小児疾患担当の内藤講師は、日本夜尿症学会の夜尿症診療ガイドライン作成委員を務めており、お子さまにとって、確実で優しい治療が提供できるよう診療に携わっております。
膀胱尿管逆流に対する経膀胱的腹腔鏡下逆流防止術は、2005年に当科において本邦で初めて施行し、いわゆる本邦におけるこの手術のパイオニア施設です。この手術の特徴は、下腹部に約5~8mmの切開を3つで施行することにより、美容的にも優れ、術後の痛みも少ないことにあります。2012年4月からは保健適応で受けることができます。 さらに、様々な小児泌尿器疾患に対しても腹腔鏡下手術を施行しており、その効果や治療成績を本邦のみならず世界に向けて報告しています。先天性水腎症に対する腹腔鏡下腎盂形成術においては、最新の技術であるロボットアシスト腹腔鏡下腎盂形成術の施行に向けて準備を進めております。 小児グループリーダーは、日本小児泌尿器科学会の膀胱尿管逆流の治療指針作成委員と日本夜尿症学会の夜尿症診療ガイドライン作成委員を務めており、お子さまにとってベストな治療が提供できるよう日夜診療に携わっております。

女性泌尿器 藤原

泌尿器科といえば男性というイメージで女性には敷居の高い印象があると思いますが、排尿の問題は女性にとって決してまれではありません。当外来では、尿失禁(過活動膀胱や腹圧性尿失禁)、骨盤臓器脱など女性に多い泌尿器科的疾患を専門に扱っています。女性患者さんのQOL(quality of life:生活の質)の向上を目指していますので、お困りの患者さんはぜひ気軽にご相談ください。

過活動膀胱

突然強い尿意がおきて間に合わずにおしっこがもれてしまう病気です。おもにお薬での治療を行っていますが、難治例には鍼治療なども施行しています。

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、運動などでおしっこがもれてしまう病気です。専門の看護師による個別の骨盤底筋体操指導などを行い、希望される患者さんには手術治療(TVT法、TOT法など:脊椎麻酔で30分程度)を行っていす。治療効果は80-90%と非常に有効性の高い方法です。

骨盤臓器脱

膣をとおして、陰部から膀胱や子宮、腸管などが体外にでてきてしまう病気です。病気の程度、患者さんのライフスタイルや希望に応じて、骨盤底筋体操の指導や、リングペッサリーでの管理、手術療法(TVM手術、腹腔鏡手術など)を行っています。

排尿障害 浮村・山田

症状

  • 就寝後、夜間に何度もトイレに行く
  • 尿の勢いが無く、時間がかかる
  • 突然尿意がおそい、トイレに間に合わない
  • 尿もれがあり、下着が濡れる
などの症状に代表され、泌尿器科を訪れる患者さんの中で最も患者数が多い専門領域です。 このような症状を引き起こす排尿障害の疾患は、直接に命に関わることは稀ですが、日常生活で、しばしば本当に困って、家族も心配になる症状です。しかし、相談するのが恥ずかしいこともあって、専門医に相談できていない場合もすくなくありません。だからこそ、我々の専門外来では、患者さんが、本当に直してほしい、困っている症状に焦点をあてて、それを的確に診断し、さらに、様々な治療選択肢を準備し、最善の方法で治療できることを目標に診療を行っています。 最近注目される男性女性に共通の排尿障害である「過活動膀胱」、男性排尿障害の代表である「前立腺肥大症」、排尿の神経調節に関わる「脳梗塞」「糖尿病」「大腸や子宮などの骨盤部の手術後」などを原因とする「神経因性膀胱」「尿失禁」などの疾患を対象にしています。(女性には女性医師が対応します。) 標準的な薬物治療だけでは、満足が得られない場合は、前立腺肥大の標準的手術であるTUR-P(経尿道的切除術)に加え、日本で初めて導入される世界最先端のレーザー治療機器を、新たに導入しています。

男性更年期・男性機能 邵・針貝

京都府立医科大学泌尿器科不妊・性機能外来では、標題通りの男性不妊症でお困りの患者様や、勃起・射精といった性機能でお困りの患者様のみならず、年齢を問わず「メンズヘルス(男性の心身のわたる健康)一般」に関連する症状でお困りの患者様に対する治療を行っております。「男性更年期」という言葉を目にされた事はございませんか?現在我々はLate Onset Hypogonadism(加齢男性性腺機能低下症;LOH症候群)に伴う、勃起障害、不眠、疲れやすさ、イライラ、ほてり感といった「男性更年期症状」をお持ちの患者様に対し「テストステロン補充療法」を行っており、おかげさまで益々多くの患者様に受診して頂いております。皆様が活力に溢れた、健康な日常生活を送って頂けますようお手伝いさせて頂きたいと考えております。少しでも興味を持たれた患者様は是非金曜午後の不妊・性機能外来にお越し下さい。お待ちしております!

鍼治療 本城

本城久司(Hisashi Honjo, PhD) 明治東洋医学院専門学校 講師 京都府立医科大学大学院 泌尿器外科学 客員講師

専門分野

難治性泌尿器良性疾患に対する鍼治療

経歴

1997年:明治国際医療大学大学院修了、医学博士。
京都府立医科大学泌尿器科では泌尿器科の標準的な治療に加えて、治療に難渋する良性疾患の患者さんに対して鍼治療の臨床研究を行っております。 具体的には、薬剤抵抗性の過活動膀胱、難治性の慢性非細菌性前立腺炎や間質性膀胱炎、男性更年期症状が主な対象です。 現在のところ、標準的な泌尿器科治療に鍼治療を併用することで良好な治療成績が得られており、さらに、鍼治療の効果機序を明らかにすることで、より良い治療選択肢を提供できることを目標に研究しております。

基礎研究 上田(さや)

基礎研究の目的と意義

  • 患者さんの治療を通して得られた臨床的知見を有意義に活用し、疾患の分子制御メカニズムの解明を試みます。
  • 泌尿器系疾患の分子制御メカニズムを明らかにすることで、新たな治療標的分子の発見や創薬への適用など将来のより良い治療への応用を目指します。

エピゲノミック制御を介した遺伝子発現メカニズムの解明

エピゲノムは多くの生命現象に関連し、癌や遺伝子疾患の発生・進行に大きく寄与すると考えられています。各疾患におけるエピゲノミックな特性・異常及びそれに伴う遺伝子発現変化を明らかにすることで病態の発生・進行の一端を理解できると考えられます。

新規治療標的因子の機能解析

癌の進行に寄与すると推測される因子に関し、癌細胞における分子機能を明らかにするとともに、マウス癌モデルを用いた個体レベルでの機能評価を行っています。最終的に新たな治療標的分子として臨床応用されることを目標としています。

疾患モデル動物を用いた病態制御メカニズムの解明

ライフスパンの短いショウジョウバエを疾患のモデル個体として用い、病態制御メカニズムの早期解明を目指すなど多方面からのアプローチを試みています。

アクセス

住所

〒602-8566 京都市上京区河原町通広 小路上ル梶井町465 「京都府立医科大学 泌尿器科学教室」

連絡先

泌尿器科外来 TEL:075-251-5033

交通案内

・JR「京都駅(正面)」から市バス 4、17、205系統 →「府立医大病院前」にて下車 ・阪急電鉄「河原町駅」から市バス 3、4、17、205系統 →「府立医大病院前」にて下車 ・京阪電鉄「三条京阪駅」から市バス 37、59系統 → 「府立医大病院前」にて下車 または 京都バス21,23,41,43系統 → 「府立医大病院前」にて下車 ・京阪電鉄「丸太町駅」下車 徒歩10分 ・京阪電鉄「出町柳駅」下車 徒歩15分